物販で画像生成AIを試してみたけれど、「なんか惜しい」、「期待した画像が生成されない…」と感じたことがある人は少なくないと思います。
なんとか良いプロンプトを書けないかと、XでAI関連の情報を発信している人の教材をいくつか購入してみましたが、AIのアップデートに乗っかっただけの薄い内容の教材が多く、お金のムダだと感じることもしばしば…。
これらのAI教材にガッカリして、少しうんざりしていた頃に出会ったのが、2015年からAIに携わってきた、東大大学院卒の「ゴマちゃん」さんが手がけた「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」でした。
この教材は、AIを活用した商品リサーチ・競合分析・商品説明文の作成・画像生成・発注最適化までを網羅していて、まさに「物販×AIの総合教材」と呼べる一冊。内容は非常に濃く、この一冊で物販AIは十分と思えるほどの価値を感じています。
私は今のところ「商品画像生成」の章だけを活用していますが、狙いどおりの画像が生成されるので、明らかな効果を実感しています。
この記事では「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」を読んで、画像生成がどのように変わったかをビフォーアフター画像の例を交えながら紹介していきます。
なお、本教材は約30％が無料で公開されているので、他の教材に手を出す前に、まずは読んでみることをオススメします。
1.画像生成AIの壁「理想の画像が作れない」理由を考えてみた
1-1.なんとなくプロンプトを打っても思い通りにならない
画像を生成する際は「なんとなく、それっぽいプロンプトを入力すれば画像ができる」と思っていましたが、これが理想の画像から遠ざかってしまう大きな原因と感じました。
AIは人間のように察してくれるわけではありません。
特に物販の商品画像を生成する際は、構図・光・背景・人物の位置・カメラアングルなど、複数の要素を明示的に伝えないと意図しない出力になりがちでした。
「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」を読むまでは「なんとなく」プロンプトの入力を繰り返していましたが、生成された画像は
- 商品使用している人が不自然だったり
- 背景がうるさくて商品が目立たなかったり
- 光が真横から差していて不自然な影ができていたり
と、惜しい仕上がりになることが多かったです。つまり、なんとなく書いたプロンプトでは、雰囲気は近いけど、物販の商品紹介に使える画像にはなりにくいので、しっかりと構造的に、必要な要素を分解して伝えるスキルが求められることに気付きました。
1-2.ノウハウだけでなく、AIの癖を知らないと理想の画像生成は難しい
プロンプトを書いて、書いて、書いて、ノウハウを蓄積すれば、AI画像生成はうまくいくと思っていた時期がありました。でも実際は、ノウハウを蓄積しただけでは思ったような画像にならないことが何度もありました。
「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」を読んで、原因はノウハウだけでは乗り越えられないAIの癖だと感じました。
AIは人間のように「察する力」はありません。曖昧な情報や雑多な背景により、思いもよらぬ表現ミスを引き起こしてしまいますので、AIに適応した伝え方が不可欠でした。
「ゴマちゃん」さんの「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」は、AIが誤認しないための情報提供や背景を整理する方法として、YAML記法で構造的に指示を出すプロンプト技術を丁寧に解説されています。
私はこれまでのノウハウを捨てて、YAML記法を取り入れただけでAIの画像生成が格段に安定し、これまで連発していた惜しい画像が使える画像に変わりました。
AIの癖を理解して、それに人間が合わせてプロンプトを整える。これが理想の画像を手に入れるための重要なポイントでした。
2.YAML記法を使った画像紹介（ビフォーアフター）
「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」で紹介されているYAML記法を使った画像生成を実践したところ、驚くほど画像のクオリティが変わりましたので、私のノウハウを駆使して生成した画像（ビフォー）とYAML記法を使用して生成した画像（アフター）比較しながら紹介していきます。
今回は以下の運動器具を、日本人女性が室内で使用しているイメージを生成してみました。
2-1.ビフォー（アスペクト比 1:1）
座って運動する運動器具ではないですよね…
2-2.アフター（アスペクト比 1:1）
「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」で紹介されているYAML記法を使って生成された画像は、運動器具の使い方、室内の明るさ、日差しなど、ビフォー画像とは比べ物にならないくらいの生成結果です。
2-3.ビフォー（アスペクト比 9:16）
最初の画像では人物が座ってしまったので「この運動器具は人が乗って上下に運動をするもの」という記述を加えたところ、ステップに足を乗せてますが右側のステップに左足を乗せて、相変わらず座った状態で生成されてしまいました。
2-4.アフター（アスペクト比 9:16）
「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」で紹介されているYAML記法を使って生成された画像は、運動器具の使い方、人物の表情、服装、動作が良く表現されていると思います。
YAML記法はプロンプトの書き方を少し変えるだけで、物販用の商品画像として使えるレベルの使用イメージを作れる強力な武器になります。
以前の私は、理想の画像に近づけるために、時間をかけて何度も何度もプロンプトを試行錯誤していました。
しかし今は、YAML記法を使うことでAIにイメージをうまく伝えられるので、最初から理想に近い画像が出力されるようになり、その分の労力は大きく減りました。
3.「第8章」だけでも読んでみてください
私が「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」を購入して、最初に取り組んだのは「実践編第8章 AI画像生成でクリック率が変わる！「売れる」商品画像の作り方」の章です。
正直、まだこの章しか読んでいません（汗）
それでも、第8章で学んだYAML記法のおかげで、物販で使えるレベルの高品質な商品画像を簡単に素早く生成できるようになり、この体験を「一人でも多くの方に知ってもらいたい」、「一人でも多くの人に楽になってもらいたい」と思い、記事を書きました。
「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」には、AIの画像生成を最大限に活かすため
- 10年以上AIと向き合ってきたプロの視点での体系的な解説
- 独学や浅い教材では決して辿り着けなかったような実践的ノウハウ
が凝縮されています。
私は第8章しか読めていないので、商品リサーチ、競合分析、商品説明文の作成、発注最適化など、まだ手をつけていない章がたくさん残っています。
画像生成の章だけでこれだけの結果が出せるなら、他の章も間違いなく高い価値のコンテンツだと確信しています。むしろ、画像生成だけでここまで成果が出たなら、今後の物販の精度がどこまで高められるのかを考えるとワクワクが止まりません。
他の章については、また後日改めて紹介できればと思いますが、「イメージに近い画像を生成する方法だけでも学びたい」という方にも価値を感じられる教材だと思います。
4.まとめ
AIの画像生成を使った商品イメージ作成は、思いどおりにならない、惜しい画像ばかり出てくるという壁にぶつかりやすい作業です。
でも、伝え方を変えただけで、画像のクオリティは驚くほど変わりました。
特別なスキルがなくても、正しい方法と視点があれば再現可能で、「ECセラー必携！AI活用パーフェクトガイド」は迷いから抜け出すきっかけを与えてくれる教材でした。
「なかなか思うような画像が生成されない」と悩んだことがある人は、ぜひ、第8章だけでも読んでみてください。画像生成のクオリティが上がり驚くと思います。
最後に「ゴマちゃん」さん！素敵なAI教材を執筆していただきまして、ありがとうございました！
本日の記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
