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中国輸入Amazon販売を始めた頃、私は商品を一度自宅で受け取り、自分の目で検品してからFBAへ納品していました。
当時は、少しのキズや汚れも不良品として弾いていましたが、廃棄する商品が増え、資金繰りを圧迫するようになりました。
そこで検品基準を少し緩めたところ、問題なく販売でき、高評価をいただくこともありました。
そんな経験から「自分は厳しく見すぎていたのかもしれない」と考えるようになり、中国の代行会社へ検品を任せて直接FBAへ納品する方法に切り替えました。
しかし、その後ある商品の仕上がりが急に悪化。代行会社の検品は通過したものの、返品と低評価が続き、4.2点ほどあった評価は一気に2点台まで低下しました。
最終的には販売を続けることを諦め、商品ページも削除しました。
今回は、検品基準を厳しくしすぎた失敗から、逆に任せすぎて失敗するまでの経緯と、その後どのように品質管理を見直したのかを書いていきます。
1. 少しのキズや汚れも弾いていた
中国輸入Amazon販売を始めた頃は、中国から届いた商品を一度自宅で受け取り、自分で検品してからFBAへ納品していました。
当時の検品基準はかなり厳しく、少しでもキズや汚れがある商品を見ると「自分がAmazonで買って、こんな商品が届いたら嫌だな」と思っていました。
だからこそ、少しでも気になる商品は不良品として弾き、自分の目で見て問題がないと判断した完品だけをFBAへ納品していました。

ただ、基準を厳しくしすぎたことで、販売できずに廃棄する商品も増えていきました。
品質を守るために続けていた検品でしたが、その厳しさが次第に資金繰りにも影響するようになっていきます。
2. 廃棄する商品が増え、資金も減っていった
完品だけをFBAへ納品していたため、その分だけ検品で弾く商品も増えていきました。仕入れた商品なので、弾いた商品にも当然お金はかかっています。そのまま持ち続けても資金は戻ってきません。
そこで私は、とにかく不良在庫をゼロにしたくて赤字でリアルフリマへ出品したところ、思っていた以上の勢いで売れていきました。
自分では「Amazonでは販売できない」と判断していた商品が、リアルフリマでは次々と買われていく。
正直、かなり複雑な気持ちでした。
そこでようやく、「自分の検品基準は厳しすぎるのではないか」と考えるようになりました。これまでは、品質を守るつもりで少しのキズや汚れまで弾いていましたが、その分だけ廃棄率は上がり、資金繰りも圧迫していました。
そこで私は、自分の検品基準を少し緩めてみることにしました。
3. 検品基準を緩めても問題はなかった
リアルフリマで不良在庫が次々と売れていくのを見て、私は自分の検品基準を見直すことにしました。
それまでなら不良品として弾いていた、多少のキズや汚れがある商品も試しにFBAへ納品してみました。

もちろん、使用に問題がある商品や明らかな不良品を納品したわけではありません。
あくまで「自分は気になるけれど、お客様にとって本当に問題になるのか」という程度の商品です。
結果として、返品や低評価が増えることはありませんでした。それどころか、高評価をいただくこともありました。
ここで初めて「自分の検品基準を上げすぎていたのかもしれない」と感じました。それ以降、必要以上に商品を弾くことは減り、廃棄率も下がりました。
私にとっては改善だったのですが、この経験が次の判断にも影響することになります。
4. 「自分で検品しなくてもいいのでは」と考えた
検品基準を緩めても問題がなく、廃棄率も下がったことで、私は少しずつ考え方が変わっていきました。
そんな頃、中国から仕入れた商品を一度も自分で検品せず、そのままFBAへ納品している方の発信を見ました。
自宅に商品が届かない。自分で検品しなくていい。さらに、自宅からFBAへ納品する作業がなくなるので、その分の送料も削減できる!
副業で取り組んでいる私には、とても魅力的に見えました。しかも、自分の検品基準を緩めても問題がなかった経験があります。
「今まで自分が気にしすぎていただけなのかもしれない」
そう考え、私も自宅検品をやめることにしました。ただし、まったく検品をしないのではなく、中国の代行会社へ検品を依頼し、問題がなければそのままFBAへ納品する方法へ変更することで、自宅で商品を見る工程も、自宅からFBAへ納品する作業もなくなり、作業時間と送料の両方を減らすことができました。

この時点では、うまく効率化できたと思っていました。
5. 工場の仕上がりが急に悪くなった
中国の代行会社へ検品を任せ、そのままFBAへ納品する方法に切り替えたあと、ある商品で異変が起きました。
それまで問題なく販売できていた商品なのに、ある時期から急に仕上がりの悪いものが混ざるようになったのです。
中国輸入では、同じ工場、同じ商品でも、ロットによって仕上がりに差が出ることがあります。以前のロットが問題なかったからといって、次も同じ品質とは限りません。
自宅で検品していた頃であれば、その変化に自分で気づくことができました。しかし、このときは商品を自分の目で確認していません。中国の代行会社での検品は通過し、そのままFBAへ納品されていました。
そして、その商品がお客様のもとへ届き始め、返品と低評価が続くことになります。
6. 返品と低評価が続き、商品ページを削除
中国の代行会社では検品を通過していたものの、日本のお客様にとっては許容できない状態の商品が届いた結果、返品と低評価が続き、4.2点ほどあった商品の評価は、一気に2点台まで低下しました。
ここまで評価が下がると、商品画像や広告を見直す以前の問題です。届いた商品そのものに不満を持たれている状態でした。
自宅で検品していた頃であれば、自分の目で確認して弾いていた商品が、そのままお客様へ届いていたことになります。
これ以上、お客様に迷惑をかけるわけにはいきません。
そこで、FBAに残っていた100個を超える在庫は廃棄を依頼し、その商品の販売も終了。最終的に商品ページも削除しました。
作業時間と送料を減らすために自宅検品をやめたはずが、結果として在庫を大量に処分し、商品ページまで失うことになりました。
ここでようやく、中国の代行会社へ検品を任せるなら、自分が求める品質基準まできちんと伝える必要があると考えるようになりました。
7. 代行会社へ検品基準を伝えるようにした
この失敗を受けて、中国の代行会社へ依頼する検品内容を見直しました。
それまでは代行会社の基準に任せていましたが、それだけでは私が求める品質とズレが出ることがあります。
そこで、キズや汚れ、仕上がりなど、どの状態までを許容し、どこからを不良品として弾いてほしいのかを具体的に伝えるようにしました。

検品内容を細かく指定すれば、別料金もかかります。
ここで検品費用を抑えた結果、返品や低評価が続き、100個を超える在庫を廃棄することになれば、その方がはるかに大きな損失です。
今は、必要な検品にはきちんと費用をかけることも、商品を販売するためのコストだと考えるようになりました。
8. 商品選びそのものも見直した
検品方法だけでなく、扱う商品そのものも見直すようになりました。
それまで扱っていた商品の中には、少しキズや汚れがあるだけでも低評価につながりやすい、品質にかなり神経を使う商品がありました。
もちろん、明らかな不良品を販売していいという話ではありません。
ただ、中国輸入では同じ工場から仕入れていても、ロットによって多少、いや、結構な仕上がりの差が出ることがあります。
そこで現在は「多少の品質のブレがあっても、日本のお客様が許容できる範囲に収まりやすい商品か」という点も、リサーチの段階で考えるようになりました。
少しの個体差だけで低評価につながる商品より、多少の違いがあっても問題なく使える商品を選ぶ。売れそうかどうかだけではなく、安定して販売を続けられる商品なのかまで見るようになりました。
商品リサーチでは現在もセラースプライトを使っていますが、数字だけでは商品の品質までは分かりません。市場や競合を確認することに加えて、実際のサンプルや商品の仕上がりまで確認することが大切だと感じています。
9. 自宅検品をやめたことが失敗だったわけではない
今回の失敗で、中国から直接FBAへ納品する方法そのものが悪いとは思っていません。
自宅で商品を受け取る必要がなく、検品やFBAへの納品作業も減らせるので、副業で取り組む私にとって大きなメリットがあります。
問題だったのは、自宅検品をやめる代わりの品質管理を十分に作れていなかったことです。
自分で商品を見ないのであれば、
- 誰が確認するのか
- 何を確認するのか
- どこまでを許容するのか
そこまで決めておく必要がありました。
最初は検品基準を厳しくしすぎて、不良在庫を増やしました。その後は逆に中国の代行会社へ任せすぎて、返品と低評価が続き、100個を超える在庫を廃棄することになりました。
両方を経験して、ようやく自分なりの品質基準を考えられるようになったのだと思います。
今後も中国から直接FBAへ納品する方法は利用します。ただし、必要な検品には費用をかけ、商品選びの段階から品質のブレも考えるようにします。
検品は厳しければいいわけでも、ラクにすればいいわけでもありません。お客様に安心して届けられる品質を、無理なく維持できる仕組みを作ることが大切だと学びました。
今回も、気づくまでにずいぶん遠回りしました。
本日の記事は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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