資金繰りが悪化。投資信託を解約しても足りず借入へ

売れない在庫を整理し、現金化を進める倉庫のイメージ

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中国輸入Amazon販売を続ける中で、私は資金繰りを大きく悪化させました。商品を仕入れる。売れたらまた仕入れる。

売上が増えれば何とかなる。

そんな感覚でお金を使い続けた結果、気がつけば支払いに必要な現金が足りなくなり、独身時代から積み上げてきた投資信託を解約。それでも足りず、最終的には借入までしました。

今回は、なぜそこまで資金繰りを悪化させてしまったのかを書いていきます。

1. 売上を増やすことばかり考えていた

当時の私は、とにかく売上を増やしたいと考えていました。

そのためには商品を増やす必要がある。

そう考えて、新しい商品を見つけては仕入れ、販売する商品を増やしていました。商品数が増えれば、そのうち利益も増えて、お金も残るだろう。

かなり単純に考えていたと思います。

しかし、商品を1つ増やせば、その商品を販売するためのお金も必要になります。商品代だけではありません。中国から日本への送料、関税、各種手数料、FBAへの納品費用、VINE、広告費。

売上を増やすために商品を増やしているつもりが、その裏では出ていくお金も一緒に増えていました。

2. 手元のお金を仕入れに使っていた

一番問題だったのは、銀行口座の残高やクレジットカードの利用可能額を見て、「まだ仕入れに使える」と考えていたことです。

  • 銀行口座にお金がある
  • クレジットカードの利用可能額も残っている

それを見ると「まだ仕入れられる」と考えていました。

しかし、銀行口座にお金があっても、そのすべてを仕入れに使えるわけではありません。これから引き落とされるクレジットカードの支払い分や、次回の仕入れに必要なお金も残しておく必要があります。

手元にお金があることと、そのお金を仕入れに使っていいことは別でした。その違いに気づくのが遅すぎました。

3. 在庫が増えても現金は増えない

商品を仕入れると、お金は在庫に変わります。当たり前のことですが、当時の私はこの感覚がかなり弱かったです。

10万円分の商品を仕入れれば、その分だけ自由に使える資金は減ります。商品がすぐに売れて現金に戻ればいいのですが、売れなければその資金は在庫として残ります。

Amazonの倉庫には商品がある。でも、支払いに使える現金はない。

Amazonの倉庫に在庫が残り、資金が商品に変わっているイメージ

そんな状態になっていきました。

さらに、リサーチが甘いまま仕入れた商品も多く抱えていました。売れない商品に使ったお金は、なかなか戻ってきません。

新しい商品を増やすたびに、資金が少しずつ在庫に変わり、自由に使える現金が減っていきました。

4. 売上があってもお金が足りない

Amazonでは商品が売れていたため、最初のうちは資金繰りがここまで悪化しているという感覚がありませんでした。

売上の数字だけを見れば、順調に販売できているように見えました。ところが、実際には次の商品を仕入れるお金や、支払いに必要な現金が足りない。

売上は出ている一方で、仕入れや支払いに使う現金が足りない状況のイメージ

「売れているのに、なぜお金がないんだろう」

そんな状態になっていました。

今振り返ると、売上と手元に残る現金を、ほとんど分けて考えていなかったのだと思います。

売上が増えても、仕入れや広告などでそれ以上にお金を使っていれば、当然手元の現金は減っていきます。

5. 投資信託を解約しました

やがて、支払いに使う現金が足りなくなりました。そこで手を付けたのが、独身時代から積み上げてきた投資信託です。

本来であれば、中国輸入Amazon販売で利益を積み上げ、そこから次の仕入れ資金を作っていくべきでした。

しかし実際には、物販で得た利益だけでは足りず、これまで貯めてきた資産を取り崩すことになりました。

投資信託を解約すれば、一時的には口座の残高が増えます。ただ、販売のやり方を変えなければ、また同じようにお金は減っていきます。

その状態まで来て、ようやく私は「これはまずい」と感じるようになりました。

6. それでも足りず借入へ

投資信託を解約しても、資金繰りは改善しませんでした。最終的には、支払いと販売を続けるために借入までしました。

中国輸入Amazon販売を始めたとき、まさか借入をするところまで行くとは思っていませんでした。

売上を増やしたくて商品を仕入れていたはずなのに、気がつけばその仕入れによって、自分の資金繰りを苦しくしていました。

借入をすれば、当然返済も必要になります。

ここまで来て、ようやく商品を増やすことよりも、今ある商品と在庫を整理する必要があると考えるようになりました。

遅い。とにかく遅い。遅すぎる。

7. 売れない在庫を現金に戻す

資金繰りを立て直すために始めたのが、売れない商品の整理です。利益が出なくても、大特価で販売して少しでも現金に戻しました。

今後も販売を続ける意味がないと判断した商品については、残っている在庫を処分し、商品ページも削除しました。

仕入れた価格より安く売れば、当然利益は残りません。それでも、売れない在庫をAmazonの倉庫に置き続けるより、少しでも現金に戻すことを優先しました。

「いつか売れるかもしれない」

そう考えて在庫を持ち続ける余裕は、もうありませんでした。

8. 資金を使う商品を選ぶようになった

商品を整理してからは、「どの商品にお金を使うのか」を以前より考えるようになりました。以前は、売れ行きの悪い商品にも何となく追加発注していました。

現在は、売れている商品や在庫回転の良い商品を中心に資金を使っています。

売れている商品は在庫切れさせない。逆に、売れない商品は追加発注しない。

在庫回転の良い商品を中心に資金を使い、商品を動かしていくイメージ

当たり前のことですが、以前の私はそれができていませんでした。

また、商品ごとの売上や利益率、在庫の動きを確認するときは、せどりをしていた頃から使っているプライスターも活用しています。

以前の私は感覚で仕入れることが多かったのですが、今は数字を確認しながら、どの商品に資金を使うのかを考えるようになりました。

そんな当たり前のことを、ようやく考えられるようになったのです。

9. 資金繰りは今も改善途中

投資信託を解約し、借入までしたからといって、資金繰りの問題がすべて解決したわけではありません。今も立て直している途中です。

ただ、以前のように「口座にお金があるから仕入れよう」と考えることはなくなりました。売上だけではなく、在庫、仕入れ、広告費、支払い、そして手元に残る現金まで見るようになりました。

月商100万円を目指すという目標は、今も変わっていません。

ただ、新商品を投入していない中でも、既存商品の改善によって売上は少しずつ戻ってきました。

一方で、これまで商品を増やしすぎたことで、手元の資金には余裕がありません。

この状態で再び売上の数字だけを追い、新商品へ資金を使えば、また同じことを繰り返す可能性があります。

だから今は、月商100万円を急いで目指すより、今ある商品をしっかり回し、利益を残して手元資金を増やすことを優先しています。

売上を増やす前に、まず資金を増やす。

今の私には、こちらの方が先だと考えています。

中国輸入Amazon販売を続けるうえで、商品リサーチと同じくらい、お金の流れを見ることは大切だと感じています。

私はそれに気づくまでに、かなり高い授業料を払いました。

いないとは思いますが、もし「売上はあるのに、なぜか手元にお金が残らない」と感じている方がいたら、一度「実際に手元にいくら残っているのか」を確認してみてください。

私のように、資金がショートしてから気づく必要はありません。

本日の記事は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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